これからラーメン店を開業されようとする方には3通りのタイプの方がいらっしゃいます。
【中華料理店出身の方】
【ラーメン店出身の方】
【独学で勉強された方】
あなたはどのタイプですか? 実はこれ、意外と大事なことなんです。 特に中華料理出身の方は注意が必要です。
ラーメンは主食というよりは、どちらかといえばファーストフードより といってもいいでしょう。ですので、皆さんが気軽に食べることができ、 なおかつ、開業もしやすいというメリットもあるわけですね。
しかし、中華料理出身者はラーメン店を少し軽視?する傾向があります。 これは、中華料理で修行する過程に原因が」あるように思います。 中華料理では、新人がラーメンを作ります。 いうなれば、そのお店で一番位が低いポジションになるわけです。 もちろん、新人のころは精一杯ラーメン作りに励み人並み以上に 努力しておいしいラーメンを作るべく努力します。
しかし、経験と共に次のステージとなる料理作りに全霊を尽くすこになります。 後は後輩のラーメン作りをサポートするわけですが、この時点から、 ラーメン作りよりも料理作りの責任の方が重たくなってきてしまい、なかなかラーメン だけに情熱を注ぐことは出来ません。
そんなことをしているうちに独立の話が持ち上がり開業にいたる。 要するに料理を勉強されてきた方にとっては、「ラーメン」は 「料理メニューの中の一部であり、ラーメンは新人のころに携わるもの、 ラーメンしか知らない人よりは自分の方が腕が上だと・・・」
こんな考え方があるように思います。 これは今までやってきたプライドがそう思わせているのではないかと 思ったりもしています。もちろんこの考え方が悪いということではありません。 自分に自信を持つことはいいことですし、自信がなくては独立しようか なんて思いませんもんね(笑)
でも、この時点で自分には分からない”スキ”が少なからず出来るのも 事実です。独立してからは、”食うか食われるかの世界” おっと、少しオーバーですね、でも、少なからず店と店との競争社会の中に入って いくのは確かです。相手は、あなたのことを分析して対策を考えてきます。
『そんな、小さな個人店でそこまでやるかッ?』
答えはYESです。実際に私の小さなお店でもやりますから(爆) 少し話がずれましたが、ラーメンをはじめて作ったあのころを思い出して、 初心に帰ることが出来ればこんな”スキ”もなくなるのかも知れませんね。
また、ラーメン店出身者の方の中には、つらい修行を乗り越えてきた、 ご自分が作るラーメンに絶対的な自信をお持ちになり、 さもすると、「俺の作ったラーメンは他のラーメンなんかより絶対にうまい!」 と、自己陶酔にかかってしまう方もおられます。
”自分が作るラーメンに自信を持つことの何がいけないのか” と、言われる方もいらっしゃると思います。 決してそんなことはありません。私が思うことは、その味やサービスに対するプライドは、 ご自分の胸の中だけに秘めておき、周りには謙虚な気持ちで接するほうがいいのではないか? ということです。これは、個人差がある問題ですので、断定するわけではありませんが、 これから始まる経営者としての人間関係を作り上げていく上では間違ってはいないのではと 思います。